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ミュージカル、ディズニー、食べることがだーいすきなわたしの日記です。
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アルカディア

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「ARCADIA(アルカディア)」
4月10日(日)13時公演
シアターコクーン
キャスト:
堤真一、寺島しのぶ、井上芳雄、浦井健治、安西慎太郎、
趣里、山中崇、迫田孝也、春海四方、塚本幸男、神野三鈴



物語の核心に迫ることをうっかり書いているかもしれません!



まだ初日あけて1週間ですが、
難しい、難しいと聞いていたので、
「いいの。堤さんと芳雄さんと浦井くんを観れればいいの!」
と自分に言い聞かせて行ったら…
おもしろかった!

いやいや、ほぼ理解できていないんですよ。
結局いま振り返っても、役者を観に行ってきただけ感は否めないのですが
たぶん「それでよくおもしろかったって言えるね」って突っ込まれると思いますが、
この舞台の大事なキーワードである「バイロン(詩人)」知らなかったし。
「隠遁者」も「チントンシャン」だと思ったくらいですからね。(嘘)
でもみーたんも知らなかったからいいや…。

【「大変な作品だよ」と皆に言われて覚悟して台本を読んだからか、思ったよりも軽やかな印象でした。】
というのはパンフの芳雄さん談。
わたしは、身構えて行ったけど、わかんないことは追及しなくていいや!と思ったより力ぬいて楽しめた、のです。
堤さんもそうしろって言ってた。パンフで。
そう、パンフ!観る前にパンフを読めばもっと流れに沿えた気がするな…
でも観劇前のパンフは先入観にも繋がるし、紙一重なんだよねぇ!

久しぶりに買ったもんで、パンフパンフうるさいですね。笑


舞台は19世紀初頭と現代を行き来するのですが、
キャストも1人を除き、完全に19世紀チームと現代チームに分かれていました。

一見感情移入しやすそうな現代チームのお芝居の方がわたしには難しくて、
特に、バーナード(堤さん)とハンナ(寺島さん)の論文系のセリフは右から左~。(ごめんなさい)

しかし19世紀チームは、口調こそ嫌味でまわりくどいけど、
内容は俗っぽいことばかり(芳雄さん曰く下ネタばっかり。笑)なのでわかりやすい。
ママがAXNミステリーで見ているイギリスドラマの世界でした。
そして国も時代も違うけど「仮面のロマネスク」を髣髴とさせる
ようなシーンもあったなぁ。どの時代も貴族って…。

でも、19世紀チームのシーンが一際楽しめたのは、
何より、セプティマス(芳雄さん)とレディ・クルーム(神野さん)が
他のキャストよりもずっと「役」になって、
観客を「会話劇」に引き込こんでくれたから、
19世紀の世界に入っていけたのだと思う。

なんちゃらの法則とか科学・数学の知識はもうお手上げだけど、
イギリス庭園の様式美について少し齧っていたらなぁ。
もっとププッと笑える箇所があっただろうなぁ。

すごかったのはセットがいっさい変わらないこと
2つの時代どちらも同じ場所(部屋)で繰り広げられていく
だからこそ最後の2つの時代がクロスする場面がおもしろかった。
真ん中に大きなテーブルがどーん!とあって、
テーブルを囲んでいるからこその登場人物の距離感もリアルだった。


セプティマス(芳雄さん)のキャラクターったら、
毒舌で皮肉屋で色男で優秀な家庭教師で、
でも…実は一途にレディ・クルームに片思いしてるんだよー
芳雄さんにぴったり!笑

佇まいと表情が知的でかっこよくて、
冒頭に「鬘と衣装イマイチ!」と思ったことを忘れさせてくれました。
クセになる投げキッスには要注意です。
あのキッス観たさにもう一度行きたいくらいだわよ。

ラストは、ただでさえ難しいワルツをあの寸胴に見える衣装で
そしてあの身長差で踊って、かっこ悪くならなかったのがすごい!



レディ・クルーム(神野さん)は妖艶で貫禄があって
そして「妻」という生き方に退屈している伯爵夫人。
この方が登場した瞬間、舞台がギュギューっ!て濃くなった!
他の登場人物に対して威圧的な物言いなんだけど、
セリフが柔らかく耳に残る。
はぁ~~すてきな女優さん。

2幕のセプティマスとレディ・クルームとの愛の駆け引きの場面は
このままずっと観ていたい!と思ってしまいました。


セプティマスの教え子、トマシナお嬢様の趣里さんも良かったなぁ。
バレエっぽい顔だと思っていたらやはり元バレリーナでした。
トマシナは素直で率直にものを言う子なんだけど、端々に貴族の上品さがあったし、
何より本当に13歳~16歳に見えた!(見た目だけじゃなくお芝居が)
彼女が大人になれなかったと思うと、とてもせつない。
トマシナのいたずらやスケッチや直感がもたらした方程式が
200年後に大きな混乱を生むというある意味で主役のような大事な役を、
可愛く、年頃特有の切羽詰まった感じもすごく印象的に演じていた。



現代チームにはバーナード(堤さん)&ハンナ(寺島さん)、
そしてバレンタイン(浦井くん)という豪華な顔ぶれ。

ハンナ寺島さんは、瑞々しい研究者の役がよく似合ってて
セリフのテンポもよくて気持ち良かった!
舞台と関係ないけど、わたし寺島さんの福田和子を見逃してしまったの。
他にも好きな人がたくさん出ていたのに…!!
求ム、再放送。

バーナード堤さん、海外ドラマの主役にものすごくいそうな感じ。
ビリー・バークな感じ。
あと、たぶん一番、噛んでた。笑

「彼のダメさや、イヤらしさ、いい加減さを“キャラクター押し”の演技ではなく表現するために、まだ手探りしている状態」
とパンフの中でご本人がおっしゃっていた通り、
やなやつだなーと思ったら、笑っちゃうくらい必死だったり、
わかりやすいキャラクターなんだけど、
この人は何かあるのか・ないのか?と
最後まで考えさせられるようなバーナードでした。

ただ、映像でばかり見てるからか、
バーナードを演じる目の前の堤さんよりも
私の中の堤さんのイメージというか存在感があまりにも大きくて、
この単純そうな役を堤さんがやる必要あるかな…という疑問が
難しい話で頭が遠くなるたびに、頭をかすめてしまった。

堤さんが、いちばんもう1度観たい!かなぁ。
楽近くなったら全然変わっていそう。


頭ぐしゃぐしゃのバレンタイン浦井くん。
バーナードとハンナの諍いを目だけキョロキョロさせながら見守っている姿がかわいい。
そして猫背で歩き回る姿は、なんか性格の良いLの様…。
(元ライトなのに。)
いつも鼻をすすっていてタオルで拭ってる。鼻が真っ赤になってた。笑
あのままだと千秋楽までに鼻がカサカサになっちゃうよーー!


クロエの子は声だけよかった。
うーんあの役はあんな中途半端なかわいこちゃんじゃなくて、
もっと太目か極端な真面目か反対に遊び人ぽい女の子
だったらよかったのに、と勝手に思いました。



ストプレ苦手、と言いながら年に1~2本観て8年くらい経ちました。
その中でもアルカディアは難しい演目だったと思うけど
筋を追いかけるのに頭を使うからこそおもしろい、というのも
あるかもなぁと発見しました。
でも基本、こちらは何もせずにすべて差し出してくれるミュージカルが好きです。笑



追伸:
2幕で、庭師のスチームマシーンの騒音に
レディクルームがイライラする場面がありましたが、
わたくしの一列後ろには1幕から既にスチームマシーンが
設置されており「…ゴッ」「…ンガッ」「…プスー」と働いておりましたよ。笑

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